ワーキングメモリー
部屋に入ったとたん、なぜ部屋に入ったのか忘れたり、友人に用件を伝えるために電話をしたのに、結局世間話で終わったり。このような経験はありませんか。度重なるとついに自分もボケたのかと心配になって、脳神経外科に来院される患者さんがいらっしゃいます。 そのような場合、ほとんどが、認知症(記憶力が著しく低下し、日常生活に支障を来す症状)ではなくて、ワーキングメモリーの不具合による生理的な物忘れです。私たちはもちろん動物ですから、日常生活を何か目的をもって動いています。動くときにちょっと前のことを覚えておくことと、ちょっと後にしようと思っていることを覚えておかないと、行動がぎくしゃくして連続して行えません。それらの情報を短時間ですが、光を当てて注目しておく必要があります。それを行っているのがワーキングメモリ−です。 英語ではworking memoryで、文字通り動いているときに働く記憶という意味です。めがねを探しに別の部屋に入ったのに、床に500円玉が落ちているのを発見したりすると、めがねという情報に当たっていた頭の中のスポットライトが500円玉に移ってし


松山空港はミカンでいっぱい
最近、ふるさとの松山空港をよく利用しています。ちょっとださい気がするけど、ミカンの愛媛を必死でアピールしているのはいいなあ。
頭の知恵袋をよろしく
いままでm3.comでブログを書いてきましたが、このたびこちらに引っ越して参りました。ブログだと時系列が逆になり読みにくいですが、しっかり伝えたい情報はホームページ形式とし、適当な内容はブログとしてアップします。末永くおつきあいください。